JavaScriptのGlobalオブジェクト String() メソッドの使い方メソッドについて記載します。
概要、実際のサンプルコードを交えて構文などの使い方をまとめてみました。
JavaScriptのGlobalオブジェクトとは?
グローバルオブジェクトはどこでも利用可能な変数と関数を提供し、デフォルトで言語や環境に組み込まれています。
それでは、次に本題の説明に移ります。
JavaScriptのGlobalオブジェクト String() メソッドの使い方概要
String() メソッドは、引数の値を文字列に変換します。
文字列以外の値を渡すと、その値を文字列に変換したものが返されます。
構文、使い方
構文: String(value)
使い方: 指定した値を文字列に変換する。
引数について
String() メソッドは、引数に文字列または任意の値を取り、その値を文字列に変換するために使用されます。
返り値について
String() メソッドは、与えられた値を文字列に変換して返します。
このメソッドを利用した便利なテクニック
String() メソッドを使うと、任意の値を文字列に変換することができます。
例えば、数値を文字列に変換したい場合、String(123) と書くことで、””123″” という文字列に変換することができます。
また、オブジェクトを文字列に変換したい場合は、JSON.stringify() メソッドを使うこともできますが、String() メソッドを使うと、より簡単に文字列に変換することができます。
現場で実際にどのように使われているか
String() メソッドは、任意の値を文字列に変換するために使用されます。
例えば、数値を文字列に変換するために使用されます。例:
1 2 |
let num = 123; let str = String(num); // str = ""123"" |
JavaScriptのGlobalオブジェクト String() メソッドの使い方と一緒によく使われる処理
文字列を数値に変換するために、String() メソッドを使用することがよくあります。
なぜなら、JavaScriptでは文字列を数値に変換する必要がある場合、String() メソッドを使用することで簡単に変換できるからです。
使用する上での注意点
String() メソッドは、引数の値を文字列に変換するために使用されます。
注意点として、nullやundefinedを渡した場合は、空文字列が返されることに注意してください。
JavaScriptのGlobalオブジェクト String() メソッドの使い方と似た処理のJSメソッド、違い
toString() メソッド似ていますが、下記の違いがあります。
- toString() メソッド: 文字列に変換します。
- String() メソッド: 文字列に変換し、新しい文字列オブジェクトを作成します。
JavaScriptのGlobalオブジェクト String() メソッドの使い方を使ったサンプルコードの紹介
String() メソッドの使い方サンプル1
1 2 3 |
// 文字列を指定して新しい文字列を作成 var str = String('Hello World'); console.log(str); |
String() メソッドの使い方サンプル2
1 2 3 |
// 数値を指定して新しい文字列を作成 var num = String(123); console.log(num); |
JavaScript Globalオブジェクトの他メソッドについて
JavaScriptのGlobalオブジェクトの他メソッドについては、下記記事にもまとめていますので参考にしてみてください
メソッド名 | 機能 | リンク |
decodeURI() | URIを解読します | JavaScriptのGlobalオブジェクト decodeURLメソッドの使い方 |
decodeURI Component() |
URIコンポーネントをデコードします | JavaScriptのGlobalオブジェクト decodeURLメソッドの使い方 |
encodeURI() | URIをエンコードします | JavaScriptのGlobalオブジェクト encodeURIメソッドの使い方 |
encodeURI Component() |
URIコンポーネントをエンコードします | JavaScriptのGlobalオブジェクト encodeURIcomponentメソッドの使い方 |
escape() | 非推奨。代わりに使用: encodeuri() encodeuricomponent() |
JavaScriptのGlobalオブジェクト escapeメソッドの使い方 |
eval() | 文字列を評価し、スクリプトコードのように実行する | JavaScriptのGlobalオブジェクト evalメソッドの使い方 |
isFinite() | 値が有限の法的番号であるかどうかを判断します | JavaScriptのGlobalオブジェクト isFiniteメソッドの使い方 |
isNaN() | 値が違法な数であるかどうかを決定します | JavaScriptのGlobalオブジェクト isNaNメソッドの使い方 |
Number() | オブジェクトの値を数値に変換します | JavaScriptのGlobalオブジェクト Numberメソッドの使い方 |
parseFloat() | 文字列を解析し、フローティングポイント番号を返します | JavaScriptのGlobalオブジェクト parseFloatメソッドの使い方 |
parseInt() | 文字列を解析し、整数を返します | JavaScriptのGlobalオブジェクト parseIntメソッドの使い方 |
String() | オブジェクトの値を文字列に変換します | JavaScriptのGlobalオブジェクト Stringメソッドの使い方 |
また、JavaScriptの公式ドキュメントであるMDNで記載されているGlobalオブジェクトのstringメソッドについても補足としてリンクを貼っておきます。参考にしてみてください。
