JavaScriptのMathオブジェクトのpow(x, y)メソッドについて記載します。
概要、実際のサンプルコードを交えて構文などの使い方をまとめてみました。
JavaScriptのMathオブジェクトとは?
math オブジェクトは、数学定数および関数のプロパティとメソッドを持つ、組み込みのオブジェクトです。
他のグローバルオブジェクトとは異なり、関数オブジェクトではありません。
Math は Number 型で動作し、すべてのプロパティとメソッドは静的で、Math をオブジェクトとして作成せずに使用することによって呼び出すことができます。
それでは、次に本題の説明に移ります。
JavaScriptのMathオブジェクトのpow(x, y)概要
Math.pow(x, y)は、xのy乗した結果を返します。
構文、使い方
Math.pow(x, y)は、xのy乗した値を返します。
例えば、Math.pow(2, 3)は2の3乗である8を返します。
引数について
pow(x, y)は、xのy乗を計算する関数です。
返り値について
pow(x, y)は、xのy乗した値を返します。
このメソッドを利用した便利なテクニック
Math.pow(x, y)を使うと、xのy乗を計算できます。
例えば、2の3乗を計算する場合、Math.pow(2, 3)を使うと8を返します。
これは、数学的な計算を行う際に便利なテクニックとして使用できます。
現場で実際にどのように使われているか
Math.pow(x, y)は、xのy乗を計算するために使用されます。
例えば、2の3乗を計算する場合、Math.pow(2, 3)を使用します。
JavaScriptのMathオブジェクトのpow(x, y)と一緒によく使われる処理
Math.sqrt(x)という処理がよく使われます。
なぜなら、xの2乗を求めるためには、Math.pow(x, 2)を使用する必要がありますが、Math.sqrt(x)を使用すると、xの2乗を求めるのに比べて簡単に求めることができるからです。
使用する上での注意点
pow(x, y)は、xをy乗した結果を返す関数ですが、yが負の値の場合は、正の値を返すことができません。
JavaScriptのMathオブジェクトのpow(x, y)と似た処理のJSメソッド、違い
Math.exp(x)メソッドと似ていますが、下記の違いがあります。
- Math.pow(x, y):xをy乗した結果を返します。
- Math.exp(x):eをx乗した結果を返します。
違いは、Math.pow(x, y)ではxをy乗した結果を返し、Math.exp(x)ではeをx乗した結果を返すことです。
JavaScriptのMathオブジェクトのpow(x, y)を使ったサンプルコードの紹介
Math.pow(x, y)を使ったサンプルコード
1 2 3 |
// 2の3乗を求める let result = Math.pow(2, 3); console.log(result); |
1 2 3 |
// 3の4乗を求める let result = Math.pow(3, 4); console.log(result); |
1 2 3 |
// 5の2乗を求める let result = Math.pow(5, 2); console.log(result); |
JavaScript mathオブジェクトの他メソッドについて
JavaScriptのmathオブジェクトの他メソッドについては、下記記事にもまとめていますので参考にしてみてください
また、JavaScriptの公式ドキュメントであるMDNで記載されているmathオブジェクトのpowメソッドについても補足としてリンクを貼っておきます。参考にしてみてください。