JavaScriptのStringオブジェクトのfromCharCode()メソッドについて記載します。
概要、実際のサンプルコードを交えて構文などの使い方をまとめてみました。
JavaScriptのStringオブジェクトとは?
JavaScript(JS) のStringオブジェクト(文字列)は、他の言語と比べて、動的なデータ型として定義されています。
そして、 他のプログラミング言語 (C 言語など) とは異なり、文字列のメソッドが豊富に用意されています。
また、文字列と数値を効率的に相互変換する方法も提供されています。
事前に定義されたメソッドを利用して文字列操作が容易に出来る点も他言語と比べても有利な点ですが、他の言語と比べて一部の文字列処理が遅くなることがあるとも言われています。
それでは、次に本題の説明に移ります。
JavaScriptのStringオブジェクトのfromCharCode()概要
fromCharCode()は、Unicode文字コードを指定して文字列を作成するJavaScriptのStringオブジェクトの関数です。
構文、使い方
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String.fromCharCode(コード1, コード2, ...) |
使い方:文字のUnicodeコードを指定して、文字列を作成します。
引数について
fromCharCode()は、Unicode文字コードを指定して文字を取得するJavaScriptのStringオブジェクトのメソッドです。
引数として、1つ以上のUnicode文字コードを指定します。
返り値について
StringオブジェクトのfromCharCode()は、Unicodeコードポイントを指定して文字列を生成する関数です。
返り値は、指定したUnicodeコードポイントを含む文字列です。
このメソッドを利用した便利なテクニック
StringオブジェクトのfromCharCode()を使うと、Unicode文字列を文字に変換することができます。
これを使うと、文字列を簡単に作成したり、文字列を暗号化したりすることができます。
現場で実際にどのように使われているか
StringオブジェクトのfromCharCode()は、Unicode文字コードを指定した文字列を生成するために使用されます。
例えば、文字コード72を指定すると、文字列’H’が生成されます。
JavaScriptのStringオブジェクトのfromCharCode()と一緒によく使われる処理
String.fromCharCode()は、Unicode文字コードを文字列に変換するために使用されます。
そのため、文字列をUnicode文字コードに変換するためにString.charCodeAt()を一緒に使用することが多いです。
使用する上での注意点
– fromCharCode()は、Unicode文字コードを文字列に変換するために使用されます。
– 引数には、0以上65535以下の値を指定する必要があります。
JavaScriptのStringオブジェクトのfromCharCode()と似た処理のJSメソッド、違い
String.fromCodePoint()と似ていますが、下記違いがあります。
- String.fromCharCode()はUnicodeの2バイト文字を扱えない
- String.fromCodePoint()は4バイト文字を扱える
JavaScriptのStringオブジェクトのfromCharCode()を使ったサンプルコードの紹介
StringオブジェクトのfromCharCode()を使ったサンプルコード
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// 文字コードを指定して文字を取得 var str1 = String.fromCharCode(65); // 複数の文字コードを指定して文字列を取得 var str2 = String.fromCharCode(72,69,76,76,79); console.log(str1); //A console.log(str2); //HELLO |
JavaScript stringオブジェクトの他メソッドについて
JavaScriptのmapオブジェクトの他メソッドについては、下記記事にもまとめていますので参考にしてみてください
また、JavaScriptの公式ドキュメントであるMDNで記載されているstringオブジェクトのfromcharcodeメソッドについても補足としてリンクを貼っておきます。参考にしてみてください。