“JavaScriptのStringオブジェクトのtrimStart() メソッドについて記載します。
概要、実際のサンプルコードを交えて構文などの使い方をまとめてみました。
JavaScriptのStringオブジェクトとは?
JavaScript(JS) のStringオブジェクト(文字列)は、他の言語と比べて、動的なデータ型として定義されています。
そして、 他のプログラミング言語 (C 言語など) とは異なり、文字列のメソッドが豊富に用意されています。
また、文字列と数値を効率的に相互変換する方法も提供されています。
事前に定義されたメソッドを利用して文字列操作が容易に出来る点も他言語と比べても有利な点ですが、他の言語と比べて一部の文字列処理が遅くなることがあるとも言われています。
それでは、次に本題の説明に移ります。
JavaScriptのStringオブジェクトのtrimStart() 概要
trimStart() メソッドは、文字列の先頭から空白文字を削除し、新しい文字列を返します。
構文、使い方
構文:
String.prototype.trimStart()
使い方:
str.trimStart()
strには、文字列を指定します。
このメソッドは、strの先頭の空白文字を削除した新しい文字列を返します。
引数について
引数はありません。
返り値について
trimStart() メソッドは、文字列の先頭から空白文字を削除した新しい文字列を返します。
このメソッドを利用した便利なテクニック
StringオブジェクトのtrimStart()を使うと、文字列の先頭の空白文字を取り除くことができます。
これは、文字列を正しく比較するために便利なテクニックです。
現場で実際にどのように使われているか
StringオブジェクトのtrimStart()は、文字列の先頭の空白文字を削除するために使用されます。
例えば、以下のような文字列があるとします。
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``` var str = "" Hello World!""; ``` |
この文字列の先頭の空白文字を削除するには、次のようにtrimStart()を使用します。
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``` str.trimStart(); ``` |
これにより、次のような文字列が得られます。
JavaScriptのStringオブジェクトのtrimStart() と一緒によく使われる処理
trimEnd()と一緒に使われることが多いです。
なぜなら、両方のメソッドを使用することで、文字列の先頭と末尾から空白文字を削除して、文字列を正しい形式に修正できるからです。
使用する上での注意点
– trimStart()は、IEではサポートされていません。
– trimStart()は、新しいJavaScriptのバージョンでしかサポートされていません。
JavaScriptのStringオブジェクトのtrimStart() と似た処理のJSメソッド、違い
trimLeft() と trimStart() は同じ処理を行いますが、下記の違いがあります。
- trimStart() は古いブラウザでサポートされています。
- trimLeft() は古いブラウザでサポートされていない可能性があります。
JavaScriptのStringオブジェクトのtrimStart() を使ったサンプルコードの紹介
StringオブジェクトのtrimStart()の使用例1
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// スペースとタブを削除 let str1 = ' abc '; console.log(str1.trimStart()); |
StringオブジェクトのtrimStart()の使用例2
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// 指定した文字を削除 let str2 = '___abc___'; console.log(str2.trimStart('_')); |
JavaScript stringオブジェクトの他メソッドについて
JavaScriptのstringオブジェクトの他メソッドについては、下記記事にもまとめていますので参考にしてみてください
また、JavaScriptの公式ドキュメントであるMDNで記載されているstringオブジェクトのtrimStartメソッドについても補足としてリンクを貼っておきます。参考にしてみてください。