Node.jsとNPMのインストール方法について記載します。
Node.jsとNPMとは
Node.jsは、 JavaScript で記述されたプログラムを実行するために必要なランタイム環境のことです。
サーバー上でJavaScriptを実行して、Web ブラウザーに配信する前にコンテンツをレンダリングするためによく使用されます。
NPM は Node Package Manager の略で、JavaScriptのコードを開発および共有するためのアプリケーションおよびリポジトリのことです。
Node.jsとNPMのインストール
本題のNode.jsとNPMのインストール手順について解説します。
1.Node.jsインストーラーをダウンロード
まずインストーラーをダウンロードします。
ChromeなどのWeb ブラウザーで、https://nodejs.org/en/download/にアクセスします。
バージョンはどのバージョンでもよいですが、Recommended for Most Usersという多くのユーザに推奨されているバージョンをダウンロードします。
なお、この記事の執筆時点でのLTS最新バージョンはNode.jsが18.12.0、npmが8.19.2でした。
Node.js インストーラーには、NPM パッケージ マネージャーが含まれているので、このインストーラーをダウンロードすればNode.js,NPM双方インストールが可能となります。
2.Node.jsとNPMをインストール
1. インストーラーのダウンロードが完了したら、インストーラーを起動します。
ブラウザーでダウンロードリンクを開き、ファイルをクリック。または、ファイルを保存した場所を参照し、ダブルクリックして起動。
2. ソフトウェアを実行するかどうかを尋ねてきますので、[Next] をクリックします。
3. 下記のWelcome to the Node.js Setup Wizard(Node.js セットアップ ウィザードにようこそ)が表示されたら、[Next] をクリックします。
4. 次の画面で、使用許諾契約を確認します。
条件に同意してソフトウェアをインストールする場合は、[Next] をクリックします。
5. インストール場所を選択します。特に別の場所にインストールする必要がない限り、デフォルトの場所のままにして、[Next] をクリックしましょう。
6. ウィザードでは、インストールに含める、またはインストールから削除するコンポーネントを選択できます。
ここでも、特に必要がない限り、[Next] をクリックしましょう。
7. 最後に、[Install] ボタンをクリックしてインストーラーを実行します。
インストールが終了したら、[Finish] をクリックします。
これでNode.jsとNPMのインストールは完了です。
3.Node.jsとNPMがインストールできたか確認
1. コマンド プロンプト (または PowerShell) を開き、node -vと入力してEnterを押します。
下記のようにバージョンが表示されれば、正常にnode.jsがインストールされています。
npm -vと入力し、Enterを押します。
下記のようにバージョンが表示されれば、正常にNPMもインストールされています。
上記でNode.jsとNPMのインストールは完了です。
Node.jsでHello World
最後にNode.jsを使って、ウェブブラウザでHello Worldを表示してみましょう。
1. helloworld.jsというファイルを作成。
2. 次に、以下のソースコードをコピーして、Visual basic codeなどのエディターでhelloworld.jsにソースを貼り付けます。
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var http = require('http'); http.createServer(function (req, res) { res.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/html'}); res.end('Hello World!'); }).listen(8080); |
3.ファイルを保存して終了します。
4.PowerShell を開き、node helloworld.jsと入力します。
4.Chromeなどのウェブブラウザを開き、URLにhttp://localhost:8080を入力します。
5.WebブラウザでHello World!と表示されることを確認します。
おつかれさまでした。
以上でNode.jsとNPMのインストールおよび実行環境が整ったことを確認できました。