JavaScriptのGlobalオブジェクト parseInt() メソッドの使い方メソッドについて記載します。
概要、実際のサンプルコードを交えて構文などの使い方をまとめてみました。
JavaScriptのGlobalオブジェクトとは?
グローバルオブジェクトはどこでも利用可能な変数と関数を提供し、デフォルトで言語や環境に組み込まれています。
それでは、次に本題の説明に移ります。
JavaScriptのGlobalオブジェクト parseInt() メソッドの使い方概要
parseInt()は、文字列を整数に変換するJavaScriptのGlobalオブジェクトのメソッドです。
引数に文字列を渡し、その文字列が表す数値を整数として返します。
構文、使い方
構文: parseInt(string[, radix])
使い方: 文字列を整数に変換する。radixを指定すると、その2進数から36進数までの任意の基数を使用して変換することができる。
引数について
parseInt() メソッドは、文字列を整数に変換するために使用されます。
引数として、変換したい文字列と、オプションで使用する数値システム(2進数、8進数、10進数、16進数など)を指定します。
返り値について
parseInt() メソッドの返り値は、変換された整数値です。
このメソッドを利用した便利なテクニック
parseInt() メソッドを使って、文字列を数値に変換することができます。
例えば、文字列の中に数字が含まれている場合、parseInt() メソッドを使って、数値に変換することができます。
現場で実際にどのように使われているか
parseInt() メソッドは、文字列を整数値に変換するために使用されます。
例えば、文字列 “”123″” を整数 123 に変換するために、次のように使用します。
1 |
let num = parseInt(""123""); |
JavaScriptのGlobalオブジェクト parseInt() メソッドの使い方と一緒によく使われる処理
parseInt() メソッドは、文字列を整数に変換するために使用されます。
そのため、文字列を整数に変換する前に、isNaN() メソッドを使用して、文字列が数値であるかどうかを確認することがよくあります。
これは、parseInt() メソッドが数値以外の文字列を数値に変換しようとした場合に、NaN (Not a Number) を返すからです。
使用する上での注意点
parseInt() メソッドは、文字列を整数に変換する際に、文字列の先頭から数値を抽出します。
文字列の先頭が数値以外の文字の場合は、NaN(Not a Number)を返します。
また、2番目の引数には、文字列を解析する際に使用する数値基数(進数)を指定する必要があります。
JavaScriptのGlobalオブジェクト parseInt() メソッドの使い方と似た処理のJSメソッド、違い
parseFloat() メソッドと似ていますが、下記の違いがあります。
parseFloat()メソッド: parseInt() と同様に、文字列を数値に変換しますが、小数点以下の桁数を保持します。
JavaScriptのGlobalオブジェクト parseInt() メソッドの使い方を使ったサンプルコードの紹介
parseInt() メソッドの使い方サンプル1
1 2 3 4 |
// 文字列を整数に変換 var str = ""123""; var num = parseInt(str); console.log(num); |
parseInt() メソッドの使い方サンプル2
1 2 3 4 |
// 文字列を16進数の整数に変換 var str = ""FF""; var num = parseInt(str, 16); console.log(num); |
JavaScript Globalオブジェクトの他メソッドについて
JavaScriptのGlobalオブジェクトの他メソッドについては、下記記事にもまとめていますので参考にしてみてください
メソッド名 | 機能 | リンク |
decodeURI() | URIを解読します | JavaScriptのGlobalオブジェクト decodeURLメソッドの使い方 |
decodeURI Component() |
URIコンポーネントをデコードします | JavaScriptのGlobalオブジェクト decodeURLメソッドの使い方 |
encodeURI() | URIをエンコードします | JavaScriptのGlobalオブジェクト encodeURIメソッドの使い方 |
encodeURI Component() |
URIコンポーネントをエンコードします | JavaScriptのGlobalオブジェクト encodeURIcomponentメソッドの使い方 |
escape() | 非推奨。代わりに使用: encodeuri() encodeuricomponent() |
JavaScriptのGlobalオブジェクト escapeメソッドの使い方 |
eval() | 文字列を評価し、スクリプトコードのように実行する | JavaScriptのGlobalオブジェクト evalメソッドの使い方 |
isFinite() | 値が有限の法的番号であるかどうかを判断します | JavaScriptのGlobalオブジェクト isFiniteメソッドの使い方 |
isNaN() | 値が違法な数であるかどうかを決定します | JavaScriptのGlobalオブジェクト isNaNメソッドの使い方 |
Number() | オブジェクトの値を数値に変換します | JavaScriptのGlobalオブジェクト Numberメソッドの使い方 |
parseFloat() | 文字列を解析し、フローティングポイント番号を返します | JavaScriptのGlobalオブジェクト parseFloatメソッドの使い方 |
parseInt() | 文字列を解析し、整数を返します | JavaScriptのGlobalオブジェクト parseIntメソッドの使い方 |
String() | オブジェクトの値を文字列に変換します | JavaScriptのGlobalオブジェクト Stringメソッドの使い方 |
また、JavaScriptの公式ドキュメントであるMDNで記載されているGlobalオブジェクトのparseintメソッドについても補足としてリンクを貼っておきます。参考にしてみてください。