JavaScriptのNumberオブジェクト toFixed(x) メソッドの使い方メソッドについて記載します。
概要、実際のサンプルコードを交えて構文などの使い方をまとめてみました。
JavaScriptのNumberオブジェクトとは?
JavaScriptのNumber オブジェクトは、整数または浮動小数点数といった数値の日付を表します。
ブラウザでは、数値リテラルを自動的に数値クラスのインスタンスに変換するので、Numberオブジェクトについて心配する必要はありません。
それでは、次に本題の説明に移ります。
JavaScriptのNumberオブジェクト toFixed(x) メソッドの使い方概要
NumberオブジェクトのtoFixed(x)メソッドは、数値を指定した桁数で四捨五入して文字列として返すメソッドです。
引数xには、小数点以下の桁数を指定します。
構文、使い方
構文:
number.toFixed(x)
使い方:
Numberオブジェクトを指定した小数点以下の桁数に丸めた文字列を返します。xには小数点以下の桁数を指定します。
引数について
引数xは、小数点以下の桁数を指定する整数です。
返り値について
toFixed(x) メソッドは、数値を文字列表現に変換し、指定した小数点以下の桁数に四捨五入した文字列を返します。
このメソッドを利用した便利なテクニック
toFixed(x) メソッドを使うと、数値を小数点以下x桁で四捨五入した文字列を取得できます。
例えば、小数点以下2桁で四捨五入したい場合は、toFixed(2)を使用します。
これを使うと、数値を指定した桁数で表示することができます。
現場で実際にどのように使われているか
現場では、例えば小数点以下を指定した桁数で四捨五入して表示する際などに使われます。
JavaScriptのNumberオブジェクト toFixed(x) メソッドの使い方と一緒によく使われる処理
一緒によく使われる処理は、小数点以下の桁数を制限することです。
なぜなら、小数点以下の桁数を制限することで、表示する数値を見やすくするためです。
使用する上での注意点
– toFixed(x) メソッドは、小数点以下の桁数を指定して、数値を文字列として返すメソッドです。
– 指定した桁数を超える場合、四捨五入されます。
– 返される文字列は、小数点以下の桁数が固定されているため、再度数値に変換すると正確な値となりません。
JavaScriptのNumberオブジェクト toFixed(x) メソッドの使い方と似た処理のJSメソッド、違い
toPrecision(x) メソッドと似ていますが、下記の違いがあります。
- toFixed(x) メソッドは、小数点以下の桁数を指定して四捨五入します
- toPrecision(x) メソッドは、全体の桁数を指定して四捨五入します
JavaScriptのNumberオブジェクト toFixed(x) メソッドの使い方を使ったサンプルコードの紹介
Numberオブジェクト toFixed(x) メソッドの使い方のサンプルコード1
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// toFixed(x) メソッドを使用して小数点以下x桁で表示 let num1 = 123.4567; console.log(num1.toFixed(2)); |
Numberオブジェクト toFixed(x) メソッドの使い方のサンプルコード2
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// toFixed(x) メソッドを使用して小数点以下x桁で表示 let num2 = 0.1234567; console.log(num2.toFixed(3)); |
Numberオブジェクト toFixed(x) メソッドの使い方のサンプルコード3
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// toFixed(x) メソッドを使用して小数点以下x桁で表示 let num3 = -123.4567; console.log(num3.toFixed(1)); |
JavaScript Numberオブジェクトの他メソッドについて
JavaScriptのNumberオブジェクトの他メソッドについては、下記記事にもまとめていますので参考にしてみてください
メソッド名 | 機能 | リンク |
isFinite() | 値が有限数かどうかを確認します | JavaScriptのNumberオブジェクト isfiniteメソッドの使い方 |
isInteger() | 値が整数であるかどうかを確認します | JavaScriptのisIntegerオブジェクト isIntegerメソッドの使い方 |
isNaN() | 値がnumber.nanであるかどうかを確認します | JavaScriptのNumberオブジェクト isNaNメソッドの使い方 |
isSafeInteger() | 値が安全な整数であるかどうかを確認します | JavaScriptのNumberオブジェクト isSafeIntegerメソッドの使い方 |
parseFloat() | 文字列を解析しますanは番号を返します | JavaScriptのNumberオブジェクト parseFloatメソッドの使い方 |
parseInt() | 文字列を解析すると、整数が返されます | JavaScriptのNumberオブジェクト parseIntメソッドの使い方 |
toExponential(x) | 数値を指数表記に変換します | JavaScriptのNumberオブジェクト toExponentialメソッドの使い方 |
toFixed(x) | 小数点以降にx数の数字で数字をフォーマットします | JavaScriptのNumberオブジェクト toFixedメソッドの使い方 |
toLocaleString() | ロケール設定に基づいて、数値を文字列に変換します | JavaScriptのNumberオブジェクト toLocaleStringメソッドの使い方 |
toPrecision(x) | 数字をxの長さをフォーマットします | JavaScriptのNumberオブジェクト toPrecisionメソッドの使い方 |
toString() | 数字を文字列に変換します | JavaScriptのNumberオブジェクト toStringメソッドの使い方 |
valueOf() | 数のプリミティブ値を返します | JavaScriptのNumberオブジェクト valueofメソッドの使い方 |
また、JavaScriptの公式ドキュメントであるMDNで記載されているNumberオブジェクトのtoFixedメソッドについても補足としてリンクを貼っておきます。参考にしてみてください。