JavaScriptのStringオブジェクトのsplit()メソッドについて記載します。
概要、実際のサンプルコードを交えて構文などの使い方をまとめてみました。
JavaScriptのStringオブジェクトとは?
JavaScript(JS) のStringオブジェクト(文字列)は、他の言語と比べて、動的なデータ型として定義されています。
そして、 他のプログラミング言語 (C 言語など) とは異なり、文字列のメソッドが豊富に用意されています。
また、文字列と数値を効率的に相互変換する方法も提供されています。
事前に定義されたメソッドを利用して文字列操作が容易に出来る点も他言語と比べても有利な点ですが、他の言語と比べて一部の文字列処理が遅くなることがあるとも言われています。
それでは、次に本題の説明に移ります。
JavaScriptのStringオブジェクトのsplit()概要
split()は、文字列を指定した文字で分割して配列にして返すメソッドです。
構文、使い方
構文:str.split(separator, limit)
使い方:文字列を指定した文字で分割し、配列に格納します。
separatorには分割する文字を指定し、limitには分割する回数を指定します。
引数について
split()の引数は、文字列を分割するための区切り文字を指定します。
返り値について
split()は、文字列を指定した文字列で分割し、分割された文字列を配列として返します。
このメソッドを利用した便利なテクニック
文字列を分割して配列に変換することができます。
例えば、コンマで区切られた文字列を配列に変換する場合、次のようにします。
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let str = ""apple,banana,orange""; let arr = str.split("",""); // arr = [""apple"", ""banana"", ""orange""] |
現場で実際にどのように使われているか
Stringオブジェクトのsplit()は、文字列を指定した文字で分割して配列にして返すメソッドです。
実際には、文字列を指定した文字で分割して配列にして処理したい場合に使用されます。
例えば、文字列 “”Apple,Banana,Orange”” をカンマで分割して配列 [“”Apple””,””Banana””,””Orange””] にしたい場合、以下のようにします。
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let fruits = ""Apple,Banana,Orange""; let fruitsArray = fruits.split("",""); |
JavaScriptのStringオブジェクトのsplit()と一緒によく使われる処理
join()との組み合わせで、文字列を分割して配列に格納し、配列を再び文字列に結合する処理が多いです。
なぜなら、split()で文字列を分割して配列に格納した後に、join()で配列を文字列に結合することで、文字列を加工したり変換したりすることができるからです。
使用する上での注意点
– 空文字列を渡すと空の配列が返される。
– 文字列が空でない場合、最後の文字が区切り文字である場合、空文字列が最後の要素として追加される。
JavaScriptのStringオブジェクトのsplit()と似た処理のJSメソッド、違い
match()メソッドと似ていますが、下記違いがあります。
- split()は文字列を指定した文字で分割し、配列を返す
- match()は正規表現を使用して文字列を検索し、見つかった文字列を配列として返す
JavaScriptのStringオブジェクトのsplit()を使ったサンプルコードの紹介
split()を使ったサンプルコード1
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// 文字列を空白文字で分割 var str = ""JavaScript String split()""; var array = str.split("" ""); console.log(array); |
split()を使ったサンプルコード2
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// 文字列を指定文字で分割 var str = ""JavaScript-String-split()""; var array = str.split(""-""); console.log(array); |
JavaScript stringオブジェクトの他メソッドについて
JavaScriptのstringオブジェクトの他メソッドについては、下記記事にもまとめていますので参考にしてみてください
また、JavaScriptの公式ドキュメントであるMDNで記載されているstringオブジェクトのsplitメソッドについても補足としてリンクを貼っておきます。参考にしてみてください。