ATL(All Time Low)とは

資産運用

ATHの対義語として使われているATL(All Time Low)について解説します。

ATL(All Time Low)とは?

ATLとはAll Time Lowの頭文字を取った英語で、暗号通貨がこれまでに達した最低価格を意味します。

バブル相場などで度々仮想通貨の価格が暴騰してきたことからATH(All Time High)という言葉はよく暗号通貨界隈で見かけます。しかし、ATLという言葉はほとんど見かけません。

ATHの意味については下記記事を参照ください。

ATH(All Time High)とは
仮想通貨界隈でよく使われている『ATH』という言葉があります。 今回は、このATHという言葉の意味を解説していきたいと思います。 ATHとは? ATHは、エーティエイチと読み、「All Time High」の頭字語を取った...

これはなぜなら、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨はATHこそ繰り返してきましたが、ATLは付けたことがないからです。

バブル相場から70%~90%暴落することが当たり前の世界ではありますが、最低価格を更新するまで暴落することはほとんどないのです。

よって、ATHと比較してATLはほとんど使われることがありません。

ただし、ATLを更新するような暴落を経験していないのはビットコインやイーサリアムなどの主要仮想通貨だけの話になります。

数千種類もある仮想通貨の中には価格すらつかなくなるような状態になるコインも珍しくありません。

ATLを更新し続け、価格は1サトシまで下落、そして取引所から上場廃止などになるコインは今までにも多くありました。

そうしたコインは話題にも上がらなくなるため、結果的にATLという言葉を発する人がいないことになっているのだと思います。

ネットで見かけたATL

ネットで仮想通貨に対してATLを発言する仮想通貨ユーザーはほとんどいません。

ATLを達成してしまったからそこから反発してほしいというツイートをしている海外の有名ツイッターアカウントがATLを利用していました。

低金利政策を続けていた2021年に金利に対してATLが使用されていました。

イーサリアムのガス代に対してATL(最もガス代が低い)を利用していたりもします。

 

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