仮想通貨、投資界隈で有名なFOMOの反意語として知られるJOMOについて記載します。
JOMOとは
JOMOとはJoy Of Missing Outの頭文字を取った言葉です。
短期的な利益に関与しないことを喜んでいる事を表す意味として仮想通貨界隈では使用されています。
この表現は、恐怖やパニックから仮想通貨を購入するのではなく、より冷静に自分の投資戦略に従うことを好むトレーダーまたは最新のトレンドを追いかけないことに満足している投資家を説明するために使用されます。
簡単に表現すると、”逃したことへの喜び”を表しています。
仮想通貨投資をしている投資家ならば、一度はFOMOという言葉を聞いたことがあるかと思います。
FOMOは良い投資機会を見逃した恐怖などに対して使われています。
FOMOに陥ったことで冷静な判断なく投資してしまい、多額の損害を出してしまう原因にもなりかねないと考えられています。
暴騰、暴落相場で何度も仮想通貨の価格を確認してしまう行為、これもFOMOに陥っている行為の一つと言えるでしょう。
Coinの価格履歴を見ると、投資家にFOMOが発生したことを確認できます。
FOMOは、暗号通貨が非常に不安定な最大の理由の1つです。
JOMOはこの有名なFOMOの反意語としても作られた言葉なのです。
JOMOの考え方は仮想通貨投資でとても重要
FOMOは非常に有名な言葉ですが、反意語のJOMOはほとんど知られておらず、利用されていません。
しかし、JOMOの考え方は仮想通貨投資を行う上で非常に重要だと思います。
精神的苦痛を得ることが少なくなる考え方
大きな利益を得られるかもしれない投資機会があるにも関わらず、見逃してしまうと投資家が感じることは普通です。これは誰にでも起こりえます。
しかし、そのFOMOを感じてしまいパニックに陥った状態で投資を行うと、失敗に陥る可能性が高くなります。感情に左右されたトレードは失敗に陥りやすいものです。
また、投資をせずある資産が爆上がりしたときなどにもあの時こうしておけば良かったなどのFOMO的な感情に陥いることもあります。
こういった精神的苦痛を受けるFOMOを少なくするJOMOの考え方は投資をする上で非常に重要なのです
極力、マーケットに対する恐怖やパニックに関与するべきではないのです。
ここで、仮想通貨で有名なMemeとして暴落相場でよく利用されるレオナルドディカプリオの写真を紹介します。
この写真は暴落相場も楽しんでいる様を表現しています。
暴落を楽しめとまでは言わないです。
しかし、FOMOによって感情的に動かされることのない自分が行った投資、投資戦略に自信を持つこと。無関心を貫くJOMOの考え方はとても重要なのです。
JOMOは精神的苦痛が少なくなる考え方なのです。
なお、JOMOと合わせてHODLも重要な考え方、仮想通貨投資の手法の一つとして有名です。
時間が無駄になることがなくなる
JOMOを行えば精神的苦痛が少なくなるだけでなく、時間の節約にもつながります。
仮想通貨、とくにアルトコインなどの情報を追っていくことは非常に多くの時間を費やすことになります。
また仮想通貨投資では詐欺が非常に多いです。法律が整備されていない為ICO,NFTを使った詐欺プロジェクトは未だに横行しています。
こういったコイン、プロジェクトを自分でデゥーデリするのは簡単ではありません。時間も非常にかかるものです。
JOMOの考え方を取り入れることによって、精神的苦痛だけでなく時間も節約することが出来るようになるのです。
ネットで見かけたJOMOの使い方
FOMOはよく目にすることがある言葉ですが、JOMOはあまり見たことがないかもしれません。
実際ネットでも使用しているユーザーは日本に関してはほとんどいませんでした。
海外に関しても頻繁に利用されておらず一般的ではない言葉となっているようです。
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— Kraken Exchange (@krakenfx) December 25, 2019
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— Jacob (@JacobSkaaning) July 27, 2017