JavaScriptのStringオブジェクトのstartsWith()メソッドについて記載します。
概要、実際のサンプルコードを交えて構文などの使い方をまとめてみました。
JavaScriptのStringオブジェクトとは?
JavaScript(JS) のStringオブジェクト(文字列)は、他の言語と比べて、動的なデータ型として定義されています。
そして、 他のプログラミング言語 (C 言語など) とは異なり、文字列のメソッドが豊富に用意されています。
また、文字列と数値を効率的に相互変換する方法も提供されています。
事前に定義されたメソッドを利用して文字列操作が容易に出来る点も他言語と比べても有利な点ですが、他の言語と比べて一部の文字列処理が遅くなることがあるとも言われています。
それでは、次に本題の説明に移ります。
JavaScriptのStringオブジェクトのstartsWith()概要
startsWith()は、文字列が指定した文字列で始まるかどうかを判定するJavaScriptのStringオブジェクトのメソッドです。
構文、使い方
構文: string.startsWith(searchString[, position])
使い方: 指定した文字列が、指定した文字列で始まるかどうかを判定します。positionパラメータを指定すると、その位置から検索を開始します。
引数について
startsWith()の引数は、検索する文字列を指定します。
返り値について
startsWith()は、指定した文字列で始まるかどうかを判定するメソッドで、指定した文字列で始まる場合はtrueを返し、そうでない場合はfalseを返します。
このメソッドを利用した便利なテクニック
JavaScriptのStringオブジェクトのstartsWith()を使うと、文字列の先頭が特定の文字列で始まっているかどうかを簡単に判定できます。
例えば、文字列が「http://」で始まっているかどうかを判定する場合、以下のように書けます。
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let str = ""http://example.com""; if (str.startsWith(""http://"")) { // 文字列が「http://」で始まっている } |
現場で実際にどのように使われているか
StringオブジェクトのstartsWith()は、文字列が指定した文字列で始まるかどうかを判定するために使用されます。
例えば、次のコードは、文字列が””Hello””で始まるかどうかを判定します。
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let str = ""Hello World!""; let result = str.startsWith(""Hello""); console.log(result); // true |
JavaScriptのStringオブジェクトのstartsWith()と一緒によく使われる処理
endsWith()と一緒に使われることが多いです。
なぜなら、startsWith()とendsWith()は、文字列の先頭と末尾が特定の文字列で始まるか終わるかを確認するために使用されるためです。
使用する上での注意点
– 検索文字列を正しくエスケープする必要があります。
– 検索文字列は正規表現ではないため、正規表現のメタ文字を使用することはできません。
JavaScriptのStringオブジェクトのstartsWith()と似た処理のJSメソッド、違い
endsWith()と似ていますが、下記違いがあります。
- startsWith()は文字列の先頭が一致するかを判定する
- endsWith()は文字列の末尾が一致するかを判定する
JavaScriptのStringオブジェクトのstartsWith()を使ったサンプルコードの紹介
StringオブジェクトのstartsWith()のサンプルコード
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// 文字列を定義<br> let str = 'JavaScript'; // startsWith()を使用して文字列を検証 console.log(str.startsWith('Java')); //trueが表示される console.log(str.startsWith('Script')); //falseが表示される |
JavaScript stringオブジェクトの他メソッドについて
JavaScriptのstringオブジェクトの他メソッドについては、下記記事にもまとめていますので参考にしてみてください
また、JavaScriptの公式ドキュメントであるMDNで記載されているstringオブジェクトのstartWithメソッドについても補足としてリンクを貼っておきます。参考にしてみてください。