JavaScriptのMathオブジェクトのmax(x, y, z, …, n)メソッドについて記載します。
概要、実際のサンプルコードを交えて構文などの使い方をまとめてみました。
JavaScriptのMathオブジェクトとは?
math オブジェクトは、数学定数および関数のプロパティとメソッドを持つ、組み込みのオブジェクトです。
他のグローバルオブジェクトとは異なり、関数オブジェクトではありません。
Math は Number 型で動作し、すべてのプロパティとメソッドは静的で、Math をオブジェクトとして作成せずに使用することによって呼び出すことができます。
それでは、次に本題の説明に移ります。
JavaScriptのMathオブジェクトのmax(x, y, z, …, n)概要
Math.max()は、引数で渡された複数の数値のうち、最大の値を返します。
構文、使い方
構文:Math.max(x, y, z, …, n)
使い方:引数として2つ以上の数値を渡し、最大値を返す。
引数について
max(x, y, z, …, n)は、x、y、z、…、nという複数の引数の中で最大の値を返します。
返り値について
Math.max()は、指定した引数の中で最大の値を返します。
このメソッドを利用した便利なテクニック
Math.max()を使って、配列内の最大値を取得するテクニックを使うと便利です。
現場で実際にどのように使われているか
Mathオブジェクトのmax()は、複数の引数の中で最大の値を返す関数です。
実際に使われる例としては、配列内の最大値を取得する場合などがあります。
例えば、以下のようなコードを書くことで、配列内の最大値を取得できます。
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const numbers = [1, 5, 10, 15]; const maxNumber = Math.max(...numbers); console.log(maxNumber); // 15 |
JavaScriptのMathオブジェクトのmax(x, y, z, …, n)と一緒によく使われる処理
Math.min(x, y, z, …, n)という処理が一緒によく使われます。
なぜなら、Math.max()は最大値を取得するため、Math.min()は最小値を取得するためです。
これら2つを組み合わせることで、最大値と最小値を取得することができます。
使用する上での注意点
Math.max()は、1つ以上の引数を受け取り、最大の引数を返します。
引数が数値以外の型の場合、NaN(Not a Number)が返されるので注意してください。
JavaScriptのMathオブジェクトのmax(x, y, z, …, n)と似た処理のJSメソッド、違い
Math.max.apply()と似ていますが、下記の違いがあります。
- Math.max():2つ以上の引数のうち、最大の値を返します。
- Math.max.apply():配列の引数を受け取り、その中の最大の値を返します。
JavaScriptのMathオブジェクトのmax(x, y, z, …, n)を使ったサンプルコードの紹介
Mathオブジェクトのmax()を使ったサンプルコード1
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// 数値を比較して最大値を取得 let maxValue = Math.max(10, 20, 30); console.log(maxValue); |
Mathオブジェクトのmax()を使ったサンプルコード2
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// 配列を比較して最大値を取得 let array = [10, 20, 30]; let maxValue2 = Math.max(...array); console.log(maxValue2); // |
JavaScript mathオブジェクトの他メソッドについて
JavaScriptのmathオブジェクトの他メソッドについては、下記記事にもまとめていますので参考にしてみてください
また、JavaScriptの公式ドキュメントであるMDNで記載されているmathオブジェクトのmaxメソッドについても補足としてリンクを貼っておきます。参考にしてみてください。