JavaScriptのMathオブジェクトのmin(x, y, z, …, n) メソッドについて記載します。
概要、実際のサンプルコードを交えて構文などの使い方をまとめてみました。
JavaScriptのMathオブジェクトとは?
math オブジェクトは、数学定数および関数のプロパティとメソッドを持つ、組み込みのオブジェクトです。
他のグローバルオブジェクトとは異なり、関数オブジェクトではありません。
Math は Number 型で動作し、すべてのプロパティとメソッドは静的で、Math をオブジェクトとして作成せずに使用することによって呼び出すことができます。
それでは、次に本題の説明に移ります。
JavaScriptのMathオブジェクトのmin(x, y, z, …, n) 概要
Math.min(x, y, z, …, n)は、引数の中で最小の値を返します。
構文、使い方
構文:Math.min(x, y, z, …, n)
使い方:引数として2つ以上の数値を渡し、最小の値を返す。
引数について
min(x, y, z, …, n) は、2つ以上の数値を引数として受け取り、その中で最小の値を返します。
返り値について
Math.min(x, y, z, …, n)は、引数の中で最小の値を返します。
このメソッドを利用した便利なテクニック
Math.min()を使用すると、2つ以上の数値のうち最小の値を取得することができます。
例えば、以下のようなコードを使用すると、最小値を取得できます。
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let minValue = Math.min(x, y, z, ..., n); |
現場で実際にどのように使われているか
Math.min()は、2つ以上の引数のうち最小の値を返すJavaScript関数です。
実際に使われている例として、数値の配列から最小値を取得する場合などがあります。
例えば、次のようなコードを書くことができます。
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const numbers = [1, 5, 10, 20]; const minValue = Math.min(...numbers); console.log(minValue); // 1 |
JavaScriptのMathオブジェクトのmin(x, y, z, …, n) と一緒によく使われる処理
Math.max(x, y, z, …, n) と一緒に使われることが多いです。
なぜなら、最小値を求めるためには、最大値を求める必要があるからです。
最小値を求めるためには、最大値を求める必要があります。
そのため、Math.min()とMath.max()を一緒に使うことが多いです。
使用する上での注意点
注意すべき点としては、引数が文字列やオブジェクトの場合、NaN(Not a Number)を返します。
JavaScriptのMathオブジェクトのmin(x, y, z, …, n) と似た処理のJSメソッド、違い
Math.min()と似ていますが、下記の違いがあります。
- Math.min()は、2つ以上の引数を受け取り、その中で最小の値を返します。
- Math.min.applyt()は、配列を受け取り、その中で最小の値を返します。
違いは、Math.min.apply()は配列を受け取ることです。
JavaScriptのMathオブジェクトのmin(x, y, z, …, n) を使ったサンプルコードの紹介
Mathオブジェクトのmin(x, y, z, …, n)を使ったサンプルコード1
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// 数値を指定して最小値を求める let min1 = Math.min(10, 20, 30); console.log(min1); |
Mathオブジェクトのmin(x, y, z, …, n)を使ったサンプルコード2
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// 配列を指定して最小値を求める let array = [10, 20, 30]; let min2 = Math.min(...array); console.log(min2); |
JavaScript mathオブジェクトの他メソッドについて
JavaScriptのmathオブジェクトの他メソッドについては、下記記事にもまとめていますので参考にしてみてください
また、JavaScriptの公式ドキュメントであるMDNで記載されているmathオブジェクトのminメソッドについても補足としてリンクを貼っておきます。参考にしてみてください。