JavaScriptのMathオブジェクトのabs(x)メソッドについて記載します。
概要、実際のサンプルコードを交えて構文などの使い方をまとめてみました。
JavaScriptのMathオブジェクトとは？
math オブジェクトは、数学定数および関数のプロパティとメソッドを持つ、組み込みのオブジェクトです。
他のグローバルオブジェクトとは異なり、関数オブジェクトではありません。
Math は Number 型で動作し、すべてのプロパティとメソッドは静的で、Math をオブジェクトとして作成せずに使用することによって呼び出すことができます。
それでは、次に本題の説明に移ります。
JavaScriptのMathオブジェクトのabs(x)概要
Math.abs(x)は、引数xの絶対値を返します。
構文、使い方
構文：Math.abs(x)
使い方：xの値の絶対値を返す。
返り値について
abs(x)は、xの絶対値を返します。
このメソッドを利用した便利なテクニック
Math.abs(x)を使って、xの絶対値を取得することができます。これは、数値を正の数に変換するのに便利です。例えば、負の数を正の数に変換したい場合などに役立ちます。
現場で実際にどのように使われているか
Math.abs(x)は、xの絶対値を取得するために使用されます。例えば、数値を正の値に変換するために使用されます。
JavaScriptのMathオブジェクトのabs(x)と一緒によく使われる処理
Math.sign(x)との組み合わせで、xの符号を取得して処理を分岐させるためです。
abs(x)はxの絶対値を取得するメソッドなので、xの符号を取得する必要があります。
使用する上での注意点
abs(x)は、引数xの絶対値を返しますが、引数xが数値以外の場合はNaNを返します。
JavaScriptのMathオブジェクトのabs(x)と似た処理のJSメソッド、違い
Math.signと似ていますが、下記の違いがあります。
- Math.abs(x)：xの絶対値を返す
- Math.sign(x)：xの符号を返す（正なら1、負なら-1、0なら0）
JavaScriptのMathオブジェクトのabs(x)を使ったサンプルコードの紹介
Mathオブジェクトのabs(x)を使ったサンプルコード1
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// 数値を絶対値に変換する let x = -10; let y = Math.abs(x); console.log(y); |
Mathオブジェクトのabs(x)を使ったサンプルコード2
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// 文字列を絶対値に変換する let x = ""-10""; let y = Math.abs(x); console.log(y); |
JavaScript mathオブジェクトの他メソッドについて
JavaScriptのmathオブジェクトの他メソッドについては、下記記事にもまとめていますので参考にしてみてください
また、JavaScriptの公式ドキュメントであるMDNで記載されているmathオブジェクトのabsメソッドについても補足としてリンクを貼っておきます。参考にしてみてください。
